来年の大きなテーマ「1セグ放送」の開始日を、民放とNHKが2006年3/27〜4/1の間で設定する方向で合意に達した。「1セグ放送」は地上デジタル放送の電波を利用して、携帯端末向けに番組(簡易動画)を放送する仕組みのことで、地上デジタル放送の「ISDB-T」(Integrated Services Digital Broadcasting Terrestrial)規格の特性である階層伝送(携帯受信向けのノイズやマルチパスに強い変調方式と家庭テレビ向けの比較的弱い変調方式を「階層」に分けた上で多重化して放送することが可能)を利用する。
「1セグ」という言葉は、地上デジタル放送の使用するUHF帯の電波が6MHzを1つのチャンネルとして割り当てられ、これを13のセグメントに分割して放送を行う中の、携帯向けの強階層に割り当てられている「1つのセグメント」というところから来ている。
仕組みはともあれ、「1セグ放送」では携帯電話やPSP・DSのようなポータブルゲーム機、カーナビ向け利用をにらんで10インチ以下の画素数が少ない液晶画面での視聴に最適化された(圧縮した)映像データを送信、デジタル放送の特性である微弱な電波でも鮮明な画像が楽しめる特長を持つ。アナログ放送に比べて映像も途切れにくい。
将来的に携帯電話の標準として「1セグ放送」の受信装置が搭載されることは間違いなく、放送コンテンツ業界のシェア争いはTV・ネット・ゲーム機器・カーナビと媒体の枠を乗り越えて一層熾烈を極めることとなりそうだ。 |
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Posted by yashichi at 2005年07月28日 10:49
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