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2004年4月5日、地上波デジタルやBSデジタル放送の全番組でコピーワンス放送が開始された。以降、コピーワンス放送の録画は著作権保護技術「CRPM」に対応した機器を使って「1度だけ」許されている。
最初にHDDに保存したものをDVDメディアに移行しようという場合、「保存媒体の変更」ということでHDD内にあったデータは移行作業を行った時点で消えてしまう。もしここでメディアやレコーダーの不具合でDVDが正常に完成しなかったとしても、HDDのデータは消えてしまうのである。著作権法上、個人が録画したTV番組を楽しむことは合法であるにも関わらず、違法コピーの蔓延を懸念した放送業界の方針は理不尽なほどきつい。
この点が地上波デジタル放送への切り替え需要に影響しかねないと総務省は判断し、情報通信審議会を通じて放送業界と緩和に向けて調整を開始することとなった。
>私からすると現状TV番組で消えて困るようなものはないので緩和は歓迎でも、さほど影響はない。むしろどうにかして欲しいのはインターネット上での動画配信サービスで、gooや楽天、ヤフー、各プロバイダが行っている有料「期限付き視聴」コンテンツには大きな不満がある。
きっと提供側が望んでいないはずなので詳細は説明しないが、これらの動画配信サービスは課金してユーザー認証を通れば、あとは普通どおり「どこからかのサーバー」上にある動画を自分のPCのtempフォルダにダウンロードして、それをWindows Media Playerを使って再生する流れとなる。プレイヤー上の操作では録画保存することは出来ないが、「URLsnooper」などの監視ソフトを使って動画のURLを抽出し、「Net Transport」などmmsに対応したダウンローダーで落としてしまうことは容易なことだ。
恥ずかしい話「オールイン」を見て、さらに韓国ドラマにはまってしまった私から言うと、決して安くない200〜300円/1話の全24話モノ(一連のドラマに5000円以上の出費となる)を購入しているにもかかわらず、再生中に巻き戻ししようとすればバッファ処理で時間がかかり、視聴権利は2週間しかなく、1.5M〜2Mbpsの動画をFTTH回線で見ていても動画提供元のサーバーが貧弱であるために何度も切断され、話の途中で醒めてしまう。こんなことが多発する現状ではどう考えても満足しようがない。
しかも上記のダウンロード対策なのか、落としたファイルは以前のようにWMV形式ではなく、「早送りや巻き戻しが出来ない」ASF形式が増えてきており、ファイル方式を変更するため再エンコードしてやればいいわけだが、これも毎話となると激しく面倒くさい。
現状ユーザーは、操作性の悪いコンテンツを「しょうがなく」買っているわけで、もしこのまま動画サービス提供会社が進歩しないまま「違法コピー」が簡単に手に入ってしまう状況になったら、それこそ放送業界が恐れる事態になるのではないだろうか?
著作権保護はコンテンツ制作の発展に欠かせないものであることは重々承知している。ただ原本に対する規制がきつ過ぎて正規ユーザーが満足できない商品しかないままでは、それはむしろ利便性に富んだ「違法コピー」需要の呼び水になりかねない。
正規品とは明らかに優れていなくてはならないし、CCCDのように元々の内容を劣化させるプロテクトなどもってのほかである。今後さらなる発展が見込まれる「動画コンテンツ」業界が、こういった過去のの反省を活かして、正しい方向に向かってくれることを願ってやまない。 |
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